こんにちは!潤です。
「オーガニックコスメを使ってみたいけど高そう。お金をかけずに使ってみたい。」
などにお応えいたします。
オーガニックコスメを1番安く手にする方法は「手作りをすること」です。
今回は、すぐに実践できる簡単なレシピと市販で購入できるプチプラのオーガニックブランドもご紹介いたします。
本記事は、下記の内容となっています。
- オーガニックコスメをプチプラで手に入れる方法は「手作りすること」
- オーガニックコスメのプチプラ商品の紹介
この記事を書いている私は、オーガニックコスメ歴5年ほどになります。
オイルが好きすぎてアロマテラピー検定1級を取得しました。
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アロマテラピー検定の勉強の仕方とは
去年、オイルが大好きでもっと詳しくなりたくて「アロマテラピー検定1級」を受験する宣言をしていました。 アロマオイル大好き過ぎて、アロマテラピー検定を受けます。 じつは、去年は試験申し込みに間に合わず受 ...
この時に得たアロマの知識が少しでもこの記事につなげられればなと思います。
目次
オーガニックコスメをプチプラで手に入れる方法は「手作りすること」
手作りコスメのススメ
オーガニックコスメをプチプラで手に入れる方法は「手作りすること」です。
コスメを手作りするメリットは、
- 成分がすべてわかる
- 合成界面活性剤や合成ポリマーなど化学成分を使わなくていい
- コスパがいい
- 自分の好きな香りやオイルでアレンジできる
そして、
手作りコスメのデメリットは、
- 使用期間が短い(防腐剤が入っていないため)
- なくなったら作る必要がある
- 作るのがめんどう
などです。
ただ、手作りすることは、オーガニックコスメを購入する価格を抑えたいという方とっては、圧倒的にメリットがあります。
オーガニックコスメを市販で購入する場合、たとえオーガニックコスメと書いてあってもオーガニック成分は少量で、ケミカルな成分がほとんどという商品が存在しています。
オーガニックコスメを購入する時に注意することについては下記の記事を参考にしてみてください。
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オーガニックコスメの選び方!スキンケアや化粧品を選ぶ時はここに注意
こんばんは、潤です! スキンケアやメイクアップなどの商品を購入する時、 「どんな成分が使われているのか気になる」 という時はありませんか? できればお肌に優しいものを使いたいですよね。 そんなオーガニ ...
オーガニックコスメを手作りすることで、どんな成分が入っているのかが自分自身で分かるのでお肌にとっても安心安全に使うことができるのです。
リップやチークなどを手づくりすることもできます。
とくにリップは口から体内に入る可能性もあるので、手作りだと安心ですね。
こんにちは!潤です。 今回は、以前マンデイムーンさんで購入した、リップとチーク&ルージュの材料を使って、リップを作ってみました。 チーク&ルージュ編もあります。 Sponsored Links マンデ ... こんにちは!潤です。 今回は、マンデイムーン コスメ原料専門店で購入した手作り化粧品の材料を使って、チーク&ルージュを作ります。 ちなみに第1弾は、リップ編です。 Sponsored Links マン ...
マンデイムーンで購入した材料で手作りの化粧品を作ってみました。〈第一弾リップ編〉
マンデイムーンで購入した材料で手作りの化粧品を作ってみました。〈第二弾チーク&ルージュ編〉
手作りコスメは自分の「好き」を再確認できる
手作りコスメは、最初はレシピを見ながら王道のものから作ると失敗がないのでおすすめです。
慣れて来たら、自分の好きな香りや自分のお肌の悩みに応じて精油やオイルにアレンジをくわえていきます。
精油もオイルもたくさん種類があるので何パターンでも作れます。
自分の本当に好きなもの、お肌に合うものを探していくのも楽しいですね。
精油の選ぶ方法は、
- 好きな香りを選ぶ
- 効能に応じて選ぶ
の2種類あります。
好きな香りが、例えばラベンダーの場合、どこの国で作られているのか?や抽出方法、搾取した年によっても多少香りが変わってきます。
なので、いろんな種類の精油をたくさんかぐことで自分の好きな香りを見つけていくといいですね。
効能に応じて選ぶ方法ですが、
下記に代表的なものを書いてみます。
- ラベンダー(傷焼け、日焼け後のお手入れ、にきび、吹き出物)
- ネロリ(老化肌の皮脂分泌の調整、皮膚弾力の回復)
- ローズ(生理前のPMSやイライラの時期に)
- カモミール(敏感肌、肌荒れなど)
- フランキンセンス(乾燥肌)
精油は、1回の化粧水でも使う量は1滴(0.05m)ほどなので、1ml入っている精油を買った場合は、だいたい化粧水(100ml)が20本くらい作れます。
価格的にもかなりお安いのですが、ネロリやローズはわりと高価なので、まずはラベンダーから使ってみるといいかもしれません。
オイルを選ぶ方法ですが、まずは興味のあるオイルを使ってみることが1番です。
どれがいいか迷ってしまう場合は、比較的どんな肌タイプにも合うオリーブオイルから使ってみるといいですね。
下記に代表的なものを書いてみます。
オイル | 詳細 |
---|---|
オリーブオイル | 保湿力が高い。皮脂成分「スクワレン」を含む。 |
ホホバオイル | 皮脂に含まれる「ロウ」がたっぷり含まれている。酸化しにくく肌に馴染みやすい。 |
マカダミアナッツオイル | アンチエイジングの強い味方。しみ、しわ、荒れ肌におすすめ。 |
スイートアーモンドオイル | 保湿力が高くオイルの中では使用感が軽めで使いやすい。 |
アボガドオイル | ナッツ系のオイルがお肌に合わない方におすすめの低アレルゲンオイル。 |
セサミオイル | しっとりとさっぱりを合わせ持つアンチエイジングオイル |
ククナッツオイル | 紫外線からお肌を守りニキビや肌荒れの沈静作用がある。 |
ローズヒップオイル | 炎症やしみ、しわに効果がある。デリケートで酸化しやすいオイル。 |
馬油 | 傷ややけどを癒す効果がある。さっぱりしたオイル。 |
ココナッツオイル | 酸化に強い。アンチエイジングに効果がある。甘い香りが特徴。 |
オリーブオイルは料理に使っているものでも使えます。
ただ、エクストラのものの方がお肌にはいいと思います。
オイルを使う場合は、1、2滴で充分です。
オイルに少量の化粧水を混ぜ合わせて使うとのびがよく使いやすいです。
そのオイルが自分のお肌に合うかどうかの目安としては、この量でお肌がちゃんと潤っているかで確認ができます。
保湿が物足りないようであれば、そのオイルはお肌に合っていないということです。
お肌に合うオイルというのは、少量でもしっとりとして内側から弾力が出るような潤いが出るのです。
オイルもたくさんの種類があります。
使うのになれてきたら、ククナッツオイルやアボガドオイルなどのめずらしいオイルにチャレンジするのもいいですね。
どんなオイルが自分に合うかはわからないので、たくさん使ってみるのがいいと思います。
意外なオイルがお肌にマッチするかもしれません。
手作りコスメは原料にこそこだわりを
手作りコスメは、例えば大好きなオイルをブレンドしたり、オーガニック認証を取得している精油やローズウォーターのみを使う、、など原料にいくらでも自分のこだわりをつめこむことができます。
オーガニックコスメのオーガニックとは「有機」という意味があります。
例えば精油のラベンダーは、花と葉を水蒸気蒸留法という水蒸気で蒸して芳香物質を抽出します。
ラベンダーが作られた場所に農薬がたくさん使われていたとしたら、抽出されたエキスにも農薬の成分が入っている可能性があります。
精油は、非常に分子量が小さい成分で、何層にも重ねられたお肌の層を通り抜けて血液にまで到達するといわれています。
(精油は植物のエキスなので野菜やフルーツと同じで体の中に入っても害はありません。※飲むのはだめです)
そのため、手作りコスメとして使う場合は容量を充分に守る必要があるのです。
では、精油の原料が残留農薬のある土壌で作られたものであればどうでしょう。
考えたらきりのないことですが、やっぱり有機JAS認定を取得している農園で作られたオーガニックな精油を使った方が安心できますね。
自分のお肌は自分が守っていく。
手作りコスメなら、自分自身のこだわりをたくさんつめこむことができるのです。
どこにこだわるか?ではなく、どこまででもこだわれます。
精油は、生活の木やその他さまざまなところで販売されています。
おすすめは、SHIGETA(シゲタ)のエッセンシャルオイルです。
ブレンドされているオイルなどたくさんあります。個人的にはラベンダーファインがお気に入り。
すぐに実践できるおすすめレシピ!
手作りコスメを作るには、下記の器具が必要です。
あと、化粧水、オイル、クリームを入れる容器も必要です。
容器は衛生的にも「ガラス」製がいいです。
オイルは少量ずつ出るようにドロッパー付のものがいいです。
- 美容オイル用ガラス瓶
(ドロッパー付 20mlほどのもの)
- 化粧水用のガラス瓶
(約1か月くらいで使い切れるように100mlほどのもの)
- クリーム用ガラス瓶(25mlほどのもの)
- 化粧水をまぜる時用の500mlほどのふた付きのガラス瓶(しっかり混ざるので便利)※
※あればで大丈夫です。
使うガラス瓶は煮沸かアルコール除菌をしておきます。
手作りコスメのレシピ
化粧水編
材料:
- 精製水(100ml)
- 植物性グリセリン(小さじ4分の1もしくは2分の1)
- 精油(ラベンダーなら5滴、ローズ、ネロリ、カモミールなら1滴)
作り方:
- 500mlのガラス瓶にグリセリンを入れ、好みの精油をいれる
- グリセリンと精油をよくまぜるように左右に振る
- 精製水を加えて上下に20回ほど振る
- 化粧水用の100mlのガラス瓶に移しかえる
化粧水は、なるべく1か月で使いきりたいので、100mlほどの量を作ります。
毎日たっぷり使える充分な量です。
オイル編
材料:
- お好みのオイル(20ml、何種類でも可能)
- ドロッパー付のガラス瓶(20mlが入る量)
作り方:
- ビーカーにオイルを20ml入れる(オイルを何種類か入れる場合は合わせて20mlにする)
- ロッパー付のガラス瓶に移す
- 何種類かオイルを使った場合はよく振って混ぜ合わせる
オイルは、つける量が大切です。
つけすぎるとニキビや吹き出物が出たりするので必ず1、2滴にします。
少量で使うため、ドロッパー付のガラス瓶で使うほうがいいです。
オイルは、化粧水のあとに使います。
化粧水後、少量の化粧水を手のひらに落としそこにオイルを1、2滴たらしてなじませてからお肌につけていきます。
クリーム編
材料:
- シアバター(17グラム)
- 精油(ラベンダーなら5滴、ローズ、ネロリ、カモミールなら2滴)
- クリーム用のガラス瓶(25mlくらい)
作り方:
- シアバターとホホバオイルをビーカーにいれてお鍋で湯煎して溶かす
- 溶けたら火からさげて粗熱をとれたら精油を加えてガラス棒でまぜる
- クリーム用のガラス瓶にうつしかえる
- さめて常温になったら1時間ほど冷蔵庫にいれる
クリームで使うオイルはホホバオイルがおすすめです。
ホホバオイルなら常温でも1年くらい傷まずに使えます。
精油を加えるタイミングは、必ず「耐熱容器が手でもさわれるくらい」になったらです。
温度が高いと揮発してしまうので注意が必要です。
そして、しっかりと冷ましてから冷蔵庫にいれないと結晶のつぶが残るので、しっかり冷ましてから冷蔵庫にいれるようにします(つぶが残っても害はないです)。
なれてきたら、ホホバオイル以外の自分のお肌に合うオイルのクリームを作ってみます。
シアバターのほかにもマンゴーバターなどもおすすめです。
それぞれ、夏なら冷蔵庫に保管をし、そのほかは冷暗所に保管をするようにします。
オーガニックコスメのプチプラ商品の紹介
おすすめのプチプラ商品2個
オーガニックコスメのプチプラ商品をご紹介します。
ママバターシリーズ(スキンケアライン:1,600~2,700円くらい)
天然シアバターをメインにホホバオイルやラベンダーオイルなどの保湿成分が配合されています。
10種類のエコサートオーガニック認定原料が配合されています。
ママバターでおすすめは、UVミルクです。
のびがよくべたつきにくいのでとても使いやすいです。
体にはこの日焼け止めがマストです。
アルジェラン(スキンケアライン:2,000円くらい)
マツモトキヨシのプライベートブランドで、マツモトキヨシの店舗で購入ができます。
天然由来成分97~99%以上、オーガニック原料10%以上を配合し、香りには100%精油が使われている本格オーガニックコスメブランドです。
メイク落としと洗顔料以外の商品は、エコサート認証を取得しています。
アルジェランは、モイストローションエンリッチがおすすめです。
オーガニックネロリが配合されています。
とろみのある化粧水で翌朝お肌がもちもちになります。
オーガニックコスメを使い始めるならまずはオイルから
オーガニックコスメを初めて購入する場合は、まずオイルから始めるとお肌への変化を実感しやすいです。
もし、今お肌の悩み(乾燥肌や敏感肌、ニキビなど)がある場合は、クレンジングの見直しからはじめるのがおすすめです。
クレンジングについてはこちらの記事を参考にしてみてください。
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オーガニックコスメはお肌に驚きの変化をもたらす?【おすすめアイテム解説あり】
こんにちは!潤です。 今回は、 「オーガニックコスメを使ったらお肌にどういう変化があらわれるのか知りたい」 などにお応えいたします。 あと、オーガニックコスメをはじめるなら何から取り入れたらいいのか? ...
オイルは、必ず「天然100%のオイル」を選ぶようにします。
クレンジング専用のグオイルなどは、合成界面活性剤などが配合されているものも多いので、クレンジングではなく100%の天然オイルを選ぶことが重要ですね。
オイルは、お肌への浸透力も高いので、ダイレクトに効果が表れてくれます。
オイルを選ぶ時のポイントは、
- 成分をチェックする
- オイルや精油以外のケミカルな成分が配合されていないか
この2点です。
成分によくわからない英語やカタカナ表記がある場合は購入をストップしましょう。
成分をチェックしたい場合は、こちらのサイトが便利です。
美肌マニア
オイルの3つの使い道(クレンジング、美容液、ヘア・ボディ保湿)
オイルは、美容液代わり以外にも、クレンジングやヘアオイル、ボディオイルとして使えます。
旅行に行くときも、オイルさえ持って行っておけば、ハンドクリームやリップとして使うなどいろいろと代用きるので便利です。
オイルの使い道は、主に下記3つです。
- クレンジング
- 美容液
- ヘア・ボディ保湿
クレンジングは、顔になじませたらコットンなどで優しくふき取ります。
油分が残ったまま洗顔をすると泡立ちが悪くなるので、ふき取った方がいいですね。
美容液として使う場合は、化粧水の後に1、2滴ほどの少量使います。
化粧水を少量手のひらに落としてからオイルと混ぜ合わせると使いやすいです。
また、ヘアドライをする前にオイルをつけておくと、髪の毛のキューティクルを守ってくれます。
つけすぎると、べったりしてしまうので、2滴ほどを手のひらになじませてから髪の毛全体にまぜこむようにつけます。
ヘアドライ後は、毛先を中心につけて最後に髪の毛全体になじませます。
まとめ:オーガニックコスメをお安く手に入れるには手作りが最強!
今回の記事をまとめると、
- オーガニックコスメのプチプラは手作りが最強です
- 手作りコスメは自分のこだわりをつめこめる
- オーガニックコスメをはじめるならオイルから
- オイルはクレンジングや美容液、ヘアケア、ボディケアなどさまざまな使い道がある
こんな感じです。
手作りのコスメは、実験のようでとても楽しいです。
自分のお肌にはどういうオイルや精油が合うのか?を探すことによって、自分のお肌を見つめなおすことができるのです。
私は、3種類ほどのオイルをブレンドして使ったりしています。
オイルはまぜるだけなので、時間もかからずすぐに作れます。
時間がない!という方は、まずはオイルのブレンドからはじめるのがおすすめです。