こんばんは、潤です!
スクワランオイルといえば、ブースターとしても使えるオイルの一つでとても美容効果の高いオイルなのですが、その中でも、今回出会った植物性のオリーブスクワランオイルをご紹介させていただきます。
今回は、無添加工房OKADAのトライアルセットをお試しさせていただきました。
トライアルセットには、オリーブスクワランの他、クレンジングや石鹸、化粧水、UVミルクがセットになっていましたので、その使用感についても書かせて頂いています。
その他、オリーブスクワランオイルの使い方や、スクワランオイルとオリーブスクワランオイルの違いは?についても調べてみました。
目次
オリーブスクワランオイルの使い方
スクワランオイルとオリーブスクワランオイルの違いは?
スクワランといえば、一般的なものだと深海ザメの肝臓から抽出するものがほとんどなのですが、深海ザメには皮膚刺激の原因になることもある「プリスタン」が含まれているのです。
プリスタン(Pristane)は、天然に存在する飽和テルペノイドアルカンであり、主に鮫肝油から得られ、サメを意味するラテン語のpristisから名付けられた。 またミズナギドリ目の鳥の胃油、また鉱油やいくつかの食物の中でも見られる。
wikipediaより
植物由来のオリーブオイルスクワランは、ブリスタンを一切含まないとてもお肌に優しいスクワランオイルなのでどんな方でも安心して使えますね。
オリーブスクワランは、オリーブオイルに含まれているスクワレンという成分を抽出し、安定化させた天然保湿成分で、オリーブオイル1つで0.5%しか含まれないとても希少な成分なのです。
オリーブスクワラン30mlを作ろうと思うと、だいたいオリーブの実が1万個分必要なのだそうですよ!
なぜ、スクワランが美容効果が高いのかというと、スクワレンというスクワランを安定化させる前の成分は、もともと人の皮膚の中に5~10%存在していてお肌の潤いを保っている成分なのです。
もともと人の皮膚に存在する成分だからこそ、安全度も肌への浸透力も高く、美肌を保つのに優れているのだそうです。
ただ、人の皮膚にあるスクワランは、ストレスや加齢、さまざまな原因により、20代半ばあたりから少しずつ少なくなっていきます。
そこで、スクワレンと同じ成分であるオリーブスクワランを補うことで、皮脂膜に似た働きにより肌の水分の蒸発を防ぎ、肌本来の潤いが保てるようになるのだそうです。
オリーブスクワランの美容効果は保湿以外にもたくさんあります!
- 肌の質感を改善する
- 肌の弾力性を高める
- シワを減らす
- 紫外線の肌ダメージによる老化を防ぐ
- 肌の色素沈着を軽減する
- 肌の赤みや傷跡を癒す
オリーブスクワランとは、保湿効果だけではなく浸透力も高く、皮脂に同じ成分が含まれていることにより、皮膚表面ではじかれることなく角質層に成分を浸透させることができるのです。
そして、天然皮膚軟化剤としてお肌を柔らかくするエモリエント効果があるためお肌をなめらかにしてくれるのです。
その他、肌の再生機能を高める効果があるため、お肌の弾力を高めてくれます。
また、シワの原因は肌の水分量の減少と新陳代謝の低下、紫外線によるダメージですが、オリーブスクワランにはこの3つの原因をすべてカバーする力があるのです。
お肌の皮脂膜には紫外線のダメージから肌を守る働きがあるので、この皮脂膜を形成するのに欠かせない成分の1つであるオリーブスクワランは、海外ではSPFのブースターとされていることもあるのだそうですよ。
また、オリーブスクワランには、皮膚呼吸を促す作用があり体内に酸素が運ばれ新陳代謝が活発になることにより、肌のターンオーバーも促進されるので色素沈着の軽減にもつながります。
それに、優れた抗菌作用を持つため肌の刺激や赤みを和らげ傷跡を癒すことができるんですね。
オリーブスクワランオイルは化粧水の前に使う「ブースター」として使う?
ブースターオイルとは、洗顔後の化粧水の前にオイルを使うことにより、化粧水の浸透性をよくする方法です。
オイルは、通常は水とは混じり合わないものなので、化粧水の前に使用すると、水分を弾き浸透しません。
しかし、水分となじんでくれる親和性の高いオイルを使用すると、そのあとの化粧水をぐんぐん浸透していってくれるのです。
ブースターとして使うオイルは、人の皮膚に近い水分との相性のよいオイルを使用した方がいいのです。
親和性の高いオイルとは、スクワランオイルを含め、
- アルガンオイル
- ホホバオイル
- 馬油
- オリーブオイル
- ココナッツオイル
- マカダミアナッツオイル
などがあげられます。
もちろん、ブースターとして以外にも化粧水の後に使用しても効果的です。
では、
化粧水前か後かどちらに使用すればいいのか?
についてですが、
回答としては「どちらでもいい」となりました。
もちろん、親和性の低いオイルでは、水をはじくので、親和性の高いオイルのみにいえることです。
オイルを使用した後のお肌は柔らかくなるので、その分水分が浸透しやすくなるという効果があります。
とくに、お肌が乾燥してターンオーバーが乱れているお肌は、一番外側にある角質層が固くなっているので、化粧水の前にオイルを使用することでお肌が柔らかくなり水分が浸透しやすくなります。
お肌の乾燥が気になったら、一度、先に親和性の高いオイルをブースターとして使ってみると改善されるかもしれません。
無添加工房OKADAの「オリーブスクワランオイル」を使ってみました
無添加工房OKADAは岡山県にある、オリーブオイルスクワランや、オリーブオイル100%使用した、コールド製法で作られた石鹸などを製造されている会社です。
最初は、家族の肌にかゆみや湿疹など症状が出たときに、病院でもらった石鹸でさえ改善されなかったのがきっかけで石鹸を作られたそうです。
愛する家族のためとはいえ、なかなかできることではないですね。
無添加工房OKADAの製品はすべて、合成界面活性剤、香料、着色料、鉱物油、防腐剤、合成安定剤、紫外線吸収剤、シリコーン、合成ポリマーはもちろん、肌への刺激が心配される成分は配合されておらず、赤ちゃんでも使える安心の「納得無添加」なのです。
「無添加」だからといって、お肌に優しい成分で作られているわけではないのです。
旧表示指定成分が入っていない製品であれば無添加を名乗ることができるのですが、旧表示指定成分以外の化学成分が入っている場合があるので必ずしも無添加であれば安全というわけではないのです。(※旧表示指定成分とは、体質によってアレルギーなどの皮膚トラブルを起こす恐れのある成分で102種類の原料に香料を加えた合計103種類もの成分のこと)
無添加工房OADAの製品は、旧表示指定成分も入っていなければ化学製品も一切使われていないので安心して使えるのです。
今回は、スターターセットを使わせて頂きました。
注文をしてからは2日後とすぐに到着しました。
封筒で入っていて、中にはグリーンの袋に入ったスターターセット。
中をあけると、
それぞれが、一つ一つの袋に取扱説明書とセットで入っています。
丁寧な梱包からも、とても商品への愛情を感じます。
スターターセットは、
※それぞれ公式サイトにリンクしています
のミニタイプが入っています。
クレンジングは、美容成分であるサトウキビスクワランのみで作られています。
スクワランといえば、動物由来のサメが使われているものが多いのですが、希少な植物由来のサトウキビから作られています。
植物由来のスクワランは、動物由来よりも刺激が少なく美容効果が高いと言われているそうです。
使い心地は、香りは無臭で、サラッとしているオイルです。
天然由来100%のクレンジングは、口紅などはなかなか落ちにくいイメージですが無添加工房OKADAのクレンジングは想像以上でした。
真っ赤な口紅の上にクレンジングをのせ、少しくるくるまわしただけで、
赤い口紅が消え、ティッシュで軽く抑えると残らず綺麗になりました。
クレンジング後のお肌はとてもしっとりしています。
ウォータプルーフのアイライナーやマスカラなどは、先に専用のクレンジング使用したほうがいいかもしれません。
石鹸は、オリーブオイル100%のコールドプロセス製法で作られた固形石鹸です。
泡が立ちやすい泡立ちネットもつけてくださっています。
コールドプロセス製法とは、6週間以上もの時間と手間をかけて低温でゆっくりと熟成し作り上げるのが製法で、通常製造(中和法や釜焚き法など)では取り除かれてしまう保湿成分「天然スクワラン」や「天然グリセリン」がそのまま残っているので、美容効果の高い石鹸が作ることができるのです。
無添加工房OADAでは、ひとつひとつ手作りで製造されているのだそうです。
見た目は、やわらかめの石鹸で無臭で、真っ白なのでなんだか食べたくなるくらいの鮮度を感じます。
ぬるま湯につけると、ぬめっとした成分がでてきます。
これが保湿成分であるグリセリンなのだそうです。
泡立ちはそこまであるわけではありませんが、泡立ちネットを使うとモコモコの泡ができます。
洗顔後のお肌は、しっとりもっちりとしとても柔らかいです。
しばらく、何もつけませんでしたが乾燥もせず全くつっぱりませんでした。
使用後の石鹸は、溶けやすいので、少し水をふきとってから置いておいた方がいいかもしれません。
化粧水は、天然植物原料のみで作られてます。
使われている水は、特殊なフィルターを通してより精度の高い精製を施した微細水を使用されているので有用成分が肌の角質層までしっかり浸透するのだそうです。
防腐剤も一切含まず、植物由来成分であるワサビ根発酵エキスの防腐効果により品質を保っておられるのだそうです。
使い心地は、さらっとしていますが、お肌につけるととてもしっとりします。
ダマスクバラ花水が配合されていて、つけた瞬間にバラの香りがポワンと広がります。
今回、オリーブスクワランオイルは、ブースターとして使おうと思っていましたが、使い方をみると「化粧水の後に使用」と記載がありましたので、まずは後から使ってみました。
テクスチャは、さらっとしているけど、垂れないくらいのトロリ感でとても伸びがいいです。
使い心地は、さらっとしていますが、お肌につけるととてもしっとりします。
使用方法は、化粧水の後だったのですが、一度化粧水の前に使用してみましたが、どちらでもお肌はしっとりしていました。
お顔全体につけ、手のひらで顔を包むようにあっためると、皮膚が張り付くような弾力が出てくるのを感じます。
UVミルクは、紫外線吸収剤やシリコーン、合成ポリマーは一切含まれておらず、植物由来のエキス、または食品にも使われているレベルの成分のみで作られているのだそうです。
しかも、化学成分が一切含まれていないので、石鹸で簡単に落とせるのです。
UV効果は「SPF20・PA++」と、ノンケミカルの日焼け止めでこの数字は驚きです!
日常生活で充分に使える日焼け止めですね。
テクスチャはさらっとしています。
使い心地は、つけたては少し日焼け止めぽい皮膚がざらっとするような感じになりますが、しばらくするとなくなりました。
なんといっても全く白浮きしないのでとても使いやすいです。
無添加工房OKADAのトライアルは下記の公式サイトから購入できます。
無添加工房OKADAのトライアル化粧品「スキンケア スターターセット」
楽天やAmazonでも取り扱っておられます。
オリーブスクワランオイルは、今回の無添加工房OKADAさんの商品に出会うまではしりませんでした。
スクワランオイルでも充分な保湿効果があるのですが、植物由来のスクワランオイルは、それ以上に保湿効果も高く、香りもないのでとても使いやすくオイルだと思いました。