アムリターラという国産オーガニック化粧品のブランドを知ったのは「アンチエイジングの鬼」というブログからでした。
ブログのタイトルのインパクトが大きい上に内容が濃いのでついつい読んでしまうブログなのです。
ブログを運営しておられる勝田小百合さんは、何冊か本を出版されていますがとても読み応えのある内容で、何度も読みたくなります。
今回はその1つである「ナチュラルアンチエイジング きれいを保つ60の習慣」を読ませていただきました。
その本の中には、日焼け止めのSPFの数値についても書かれていて、アムリターラの日焼け止めのSPFがそこまで高くない理由が(私なりにですが)分かった気がしました。
目次
アムリターラの日焼け止めUVの数値がSPF18な理由は本の中にある!
美は外面からでは限りがあり内面からとるべし
アムリターラの開発兼代表をされておられる勝田小百合さんは、カイロプラクターの院長をつとめながら、アンチエイジングや美容に関するブログ「アンチエイジングの鬼」を運営されておられ、独自の美容や健康メソッドを提唱されています。
今回読ませて頂いたのは「ナチュラルアンチエイジング きれいを保つ60の習慣」です。
主な内容は、美容や健康によい食事からスキンケア・メイクに関する内容を60項目に分けて掲載されています。
愛用品が具体的に紹介されているので、実践しやすいなと感じました。
この本に書いてあることとは?
お肌がたるんできたとして、コラーゲンが配合されたスキンケアを使ったとしても、皮膚の奥にまでは届かないのです。
美容は、口から中に取り入れる食事も大切であると書かれているのが印象に残っています。
お肌の悩みがあると、スキンケアなどに頼りがちですが、体の内側から改善した方が効果があるのだなと感じました。
例えば、最近は白髪が増えてきたのが悩みなのであれば、
白髪と関係のある成分は何か?
黒髪を作り出すメラニン色素は、地肌の中の色素細胞であるチロシンから作られます。
では、チロシンはどうやったら摂取できるのか?
チロシンは、きな粉や焼き麩、ごま、ココアなどに含まれている…という考えで、食べ物で補うという方法を紹介されています。
食べるものも、無農薬なだけではなく、無肥料にまでこだわっておられます。
実際にも畑を育てておられるのでとても説得力があります。
アムリターラの日焼け止めUVがSPF18な理由について
アムリターラで販売されている日焼け止めは、なぜ低めなのか?と疑問に思っていました。
現在販売されているもので、SPF10、18です(フェイスパウダーはSPF38ですが)。
私自身、SPFは20~30が理想だったので、オーガニック化粧品はSPFの数値をあげにくいのが理由かなと思っていたのです。
しかし、その回答は本の中で見つけることができました。
勝田小百合さん自身も、アムリターラの日焼け止めベリーズビューティーサンスクリーンを使っておられるそうなのですが(本の中の時点では)、この製品はSPF10です。
紫外線の防御率は、SPFが10以上あれば90%以上で、SPF50でも95%程度なのだそうです。
この少しの差のために、お肌に負担をかけるSPF50の日焼け止めを使うより、負担の少ない10を選ぶということなのだそうです。
SPFの数値は低いのですが、もちろん日焼け止めまたはファンデーションを塗り直し、紫外線がきつい時間の外出時は、100%完全遮光できるハットは絶必だそうです。
ハットは、つばが8cmあるものであれば、だいたい顔にあたる紫外線は8割カットできるそうです。
そして、畑仕事をされる時には、100%完全遮光UVフェイスマスクとサングラスをつけるそうです。
食事だけではなく日焼けに関してもかなり徹底されていますね。
日焼けしないために、日焼け止めばかりに目がいっていましたが、帽子やサングラスなども使えば、そこまでSPFの数値の高いものは必要ないのですね。
本を読んで実践したいこと
30代後半に入り、40代に近づくと、やっぱり若く見られたい欲が湧いてくるもの。
若く見られるには、見た目から鍛えていかないといけません。
フェイスラインのたるみを鍛える
私も気になっていたのが、フェイスラインのたるみです。
どれだけ童顔の方でも年齢を感じてしまうのがフェイスラインのたるみだと思っていました。
たるみは、コラーゲンの摂取と口角アップエクササイズで鍛え上げます。
本書では、エクササイズ方法が掲載されています。
目あたりのくぼみや小じわの改善
目を老けさせないためには、目の疲れに気を付けることが大事なのだそうです。
パソコンを長時間使っているとどうしても目を酷使してしまうので、私自身も最近、目のくぼみが気になっていたのです。
目のくぼみや小じわにもコラーゲンとエクササイズが大事なのですが、目にいい栄養をとることも大事であると書かれていました。
お尻を鍛える
お尻は年齢とともに筋力がなくなるため、だんだんと垂れてきます。
ヒップアップは、歩き方に気を付けた方がよいようです。
美尻になるための歩き方習慣などが具体的にかかれていました。
とくに気になったのが、マサイ族が素足で草むらを歩くように歩ける「MBT」という靴です。
美尻になれる歩き方ががんばらなくても勝手にできちゃう、という靴だそうで無性に気になります。
MBTについて調べてみたところ、たくさんヒットされ、確かなことがわからなかったのですが、おそらく、スイスで開発されたオリジナルの生理学に基づいたフットウエアブランドであるMBTというのが同じものなのだと思います。
靴の底がでこぼことしているのが特徴です。
今回の本は、2011年に発行されたものなのですが、8年後になる今読ませていただいても、全くしらなかった情報が多くとても為になる本でした。
今まで自分なりに調べ、実践してきた美容法が間違っていたと気づかせていただいたり、同じ考えだったことが嬉しかったりと、新しい発見があるのでとても楽しく読ませて頂きました。
本を読んでとくに感じたのが、情報量の多さです。
ん?これはどういう意味だっけ?と本のページを前後することもあり、難しい成分名も出てきたしますが、なぜだかすんなり頭に入っていくのです。
現在、勝田小百合さんが出版されている本は、約10冊あります。
あと、9冊すべて読みたい!と思わせてくれるようなすばらしい本でした。